カウンセリング効果

カウンセリングは、たいてい1回につき50分から1時間くらいをめどにしています。
カウンセリングを受ける人としては、胸のつかえをすべて吐き出してしまいたい気持ちがあるかもしれませんが、1度に多くの時間話しても、疲れてきて思考能力が落ちること、話が堂々巡りになる可能性があることが考えられます。
また、カウンセリングを終えてからあらためて自分の心を整理すると、自分の心や発言を客観的に見ることができるようになったり、よりカウンセリングの効果が上がることなどから、時間が決められてることが多いのです。

定期的に受ける

それを1週間に1回から2週間に1回ぐらいのペースで行います。
その人の悩み、相談ごとによって1〜2ヶ月、またそれ以上の期間、継続することがあります。
それは、1度話すことですっきりと解決してしまう人もいれば、自分ではまったく意識していなかった本当の問題にたどりつくまで、時間のかかる人もいるからです。
たとえば、失恋をして拒食と過食を繰り返すようになった人が、次の恋をしただけで治ってしまうこともあります。
逆に、恋愛のことで悩んでいるのに、恋人と別れても、次の恋人ができても解決しないということもあります。
それをその人の話から引き出していくので、時間がかかることもあるのです。

行動療法の併用と、カウンセリングではできないこと

カウンセリングでは、行動認知の技法として、行動療法を併用することがあります。
その人が恐怖と感じていることを実際に行動してもらうことで確認したり、行動してみて感じたことなどを、面接によって話し合い、その人の認識が変わってくるよう、サポートする必要があるからです。
たとえば、「いつも人に見られているのではないか」と他人の視線を気にして緊張してしまう視線恐怖症の人の場合、恐怖や不安を克服しながら、家の前の通りを歩く、隣のブロックまで行ってみるなどして少しずつ社会に順応するように行動プログラムを組みます。
少しずつ行動範囲を広げていくことで、視線恐怖症を克服しようというものです。
段階を経て行動を変化させることで、心も変化させていきます。
ただし、カウンセリングでは薬物療法を行うことはできません。
そのため、精神科の治療とカウンセリングを併用する場合もありますし、薬物療法のほうが適切と判断した場合、カウンセラーから精神科や心療内科での治療を勧められることもあります。
逆に精神科や心療内科で、カウンセリングとの併用を勧められる場合もあるのです。

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